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Bons Becs :  le podcast Francophone dédié à la flûte à bec

Bon Bec:リコーダーに特化したフランス語ポッドキャスト

私同様、リコーダー奏者である、Claire Secordelが熱意を込めて作ったこのポッドキャストチャンネルは、教育的で、楽しいインタビューや番組の宝庫です。このポッドキャストはきっと、聞く人の探求心と楽しみの両方を満たしてくれるでしょう。  「Allô?」という非常に短いエピソードは、特定の質問・疑問に答える形式になっています。 「Tutos」 は、色々なテーマに関して、技術的な指導を与える内容です。  「Conversations」は、ポッドキャストの柱となるエピソードの種類で、幅広いテーマを取り扱っています。これは、各自がリコーダーのみならず、楽器にまつわる重要な人物を、逸話等を通じて紹介していく内容です。Claireと彼女のたくさんゲストは、熱意と明確さを持ってトークに臨みます。 中でも、私のお気に入りの一つであるPierre Hamonに関する放送回をお勧めしますが、どの放送回も聞く人の興味を満たすこと間違いありません。 スマホのポッドキャスト専用アプリであればどのアプリでもお楽しみいただけるこのポッドキャストは、Bons Becのサイトでも見つけることができます。 是非お試しください!  なお、樹脂製リコーダーについてもっと知りたい場合は、是非このエピソードを聞いてみてください。きっと疑問の多くが解けるかと思います。 

Bon Bec:リコーダーに特化したフランス語ポッドキャスト

私同様、リコーダー奏者である、Claire Secordelが熱意を込めて作ったこのポッドキャストチャンネルは、教育的で、楽しいインタビューや番組の宝庫です。このポッドキャストはきっと、聞く人の探求心と楽しみの両方を満たしてくれるでしょう。  「Allô?」という非常に短いエピソードは、特定の質問・疑問に答える形式になっています。 「Tutos」 は、色々なテーマに関して、技術的な指導を与える内容です。  「Conversations」は、ポッドキャストの柱となるエピソードの種類で、幅広いテーマを取り扱っています。これは、各自がリコーダーのみならず、楽器にまつわる重要な人物を、逸話等を通じて紹介していく内容です。Claireと彼女のたくさんゲストは、熱意と明確さを持ってトークに臨みます。 中でも、私のお気に入りの一つであるPierre Hamonに関する放送回をお勧めしますが、どの放送回も聞く人の興味を満たすこと間違いありません。 スマホのポッドキャスト専用アプリであればどのアプリでもお楽しみいただけるこのポッドキャストは、Bons Becのサイトでも見つけることができます。 是非お試しください!  なお、樹脂製リコーダーについてもっと知りたい場合は、是非このエピソードを聞いてみてください。きっと疑問の多くが解けるかと思います。 

Comment caractériser les Flûtes à bec

リコーダーの分類方法に関して

誰もが体験したことがあるように、楽器を通じた体験を言葉で表現することは非常に難しいです。感覚は感じた感情に密接に絡んでいますが、客観性には絶望的なほど欠けています。この記事では、リコーダーの音色と反応のさまざまな側面を、感覚だけでなく、私の製作家としての経験や、私が聞いたことと関連付けることができた物理的要素をもとに説明しようと思います。物理的要素とは、ウィンドウェイの形状や幅、出口の面取りのサイズと角度、ラビュームの厚さ、ラビュームの窓内での相対的な位置等、楽器の調整に寄与する、測定可能な具体的な要素を指します。このアプローチのメリットは、欠如することによって演奏が困難になる要素とそうでないものを区別できるようになることです。そのため、読者には読み進めるにあたって、寛容的であることを望みます。私が言及する要素は、私の想像や主観的な認識から生じたものではなく、特定の物理的パラメータと関連しているため、この分析には一定の正当性があることをご理解頂けますと、幸いです。 柔軟性 / 抵抗性の関係性:  音色とピッチの変動可能性に関連し、リコーダーに入る空気の圧力によって調整されます。ここでの「抵抗性」は安定性の同義語として使われています。柔軟なリコーダーは、圧力によって音色が変化しますが、抵抗のあるリコーダーは、より安定して変化を吸収し、緩和します。抵抗の非常にあるリコーダーは、固定された音で音楽的な意図を制限することがありますが、あまりにも柔軟な調整は、動きすぎて不安定になり、求められる表現力がピッチと互換性がなくなる可能性があります。より安定した調整は、さらにより強固な低音を可能にします。  倍音 楽器の音色に関して最も理解されていない側面の一つであることは間違いありませんが、定義するのが最も難しいのも事実です。最も興味深い楽器は、しばしば誤って倍音が豊かであると形容されます。しかし、この豊かさは物理学と音響学において、騒がしい楽器、平凡でありふれた音色、魅力のない音色に明確に関連付けられています。むしろ、特定の倍音の発生を制御することが、求められる音色を得るために必要であり、それは偶然の産物ではありません。私は、一部の音楽家たちのみならず、楽器製作者たちさえもこれに関して注意を払わないことに驚かされています。そのため、これはこの研究の中で最も主観的な要素には違いありませんが、私としては妥協を受け入れることはできません。  アタック 楽器の反応性はアタックの速度によって定義されます。柔軟性同様、この要素も慎重に考慮され、調整されるべきです。反応性が高すぎるとリコーダーは繊細で個性的になりすぎますが、アタックが遅すぎると奏者に過剰なエネルギーを要求し、慣性を感じさせます。 オープニング 音色の精度と純度を定義することは、特に70年代と80年代にFred Morganのリコーダーで追求されました。それ以来、よりオープンなリコーダーは、より柔らかい音色を持ち、明るさが少なく、より温かみがあり、二次的な音域は鋭く攻撃的ではないことがわかりました。これは、2000年代以降、Dorothée Oberlinger、 Erik Bosgraafや Maurice Stegerなどの新世代のリコーダー奏者によって示された方向性です。このタイプの調整は、より多くの空気の流れを必要とし、過度にオープンなリコーダーは演奏が難しい場合があります。だからこそ、ここでも妥協が必要です。     トランジェント アタックは音響的には「トランジエント」と呼ばれ、特に特定のオルガンのパイプやルネサンスリコーダーで聞かれます。顕著なトランジエントは、それがもたらす打楽器的でリズミカルな側面によって、確かなダイナミズムを提供します。その一方で、この様なアタックは、バロック音楽、特にヴィヴァルディの協奏曲にしばしば見られる非常に速いフレーズや連続を妨げる可能性があります。だからこそ、私は目立ったアタックをルネサンスリコーダーやフォーク音楽に限定し、より明確な演奏の必要性があるバロック楽器に関しては、より控えめなトランジエントを好みます。    図:   以下に、私が先ほど述べた要素を要約した図を示します。各ポイントの両極端を対比させて、主旨をより明確に示しています。この図は、私がその影響範囲に照らして配置する各パラメータの影響を特徴づけるのに役立ちます。ただし、これは楽器の特徴を可視化するものではないことは、後段よりご確認頂けます。    以下に、各楽器に関してこれまで言及された要素に関して、0から5の評価を与えた図を掲載します。0から5の意味に関しては、少々議論の余地があるかも知れません。特にトランジェントに関しては、5というのは必ずしも最良とは言い切れません。ただし、ここに示す図は、どの様な調整が必要になるかを視覚的に、わかりやすくとらえられるというメリットがあります。この後ご覧頂く通り、この図式によって、楽器間の比較が大いに容易になっています。    オープンまたはフレキシブルなリコーダー:Ernst Meyer、Fred Morgan 1970年代と1980年代に、前述のように、Fred...

リコーダーの分類方法に関して

誰もが体験したことがあるように、楽器を通じた体験を言葉で表現することは非常に難しいです。感覚は感じた感情に密接に絡んでいますが、客観性には絶望的なほど欠けています。この記事では、リコーダーの音色と反応のさまざまな側面を、感覚だけでなく、私の製作家としての経験や、私が聞いたことと関連付けることができた物理的要素をもとに説明しようと思います。物理的要素とは、ウィンドウェイの形状や幅、出口の面取りのサイズと角度、ラビュームの厚さ、ラビュームの窓内での相対的な位置等、楽器の調整に寄与する、測定可能な具体的な要素を指します。このアプローチのメリットは、欠如することによって演奏が困難になる要素とそうでないものを区別できるようになることです。そのため、読者には読み進めるにあたって、寛容的であることを望みます。私が言及する要素は、私の想像や主観的な認識から生じたものではなく、特定の物理的パラメータと関連しているため、この分析には一定の正当性があることをご理解頂けますと、幸いです。 柔軟性 / 抵抗性の関係性:  音色とピッチの変動可能性に関連し、リコーダーに入る空気の圧力によって調整されます。ここでの「抵抗性」は安定性の同義語として使われています。柔軟なリコーダーは、圧力によって音色が変化しますが、抵抗のあるリコーダーは、より安定して変化を吸収し、緩和します。抵抗の非常にあるリコーダーは、固定された音で音楽的な意図を制限することがありますが、あまりにも柔軟な調整は、動きすぎて不安定になり、求められる表現力がピッチと互換性がなくなる可能性があります。より安定した調整は、さらにより強固な低音を可能にします。  倍音 楽器の音色に関して最も理解されていない側面の一つであることは間違いありませんが、定義するのが最も難しいのも事実です。最も興味深い楽器は、しばしば誤って倍音が豊かであると形容されます。しかし、この豊かさは物理学と音響学において、騒がしい楽器、平凡でありふれた音色、魅力のない音色に明確に関連付けられています。むしろ、特定の倍音の発生を制御することが、求められる音色を得るために必要であり、それは偶然の産物ではありません。私は、一部の音楽家たちのみならず、楽器製作者たちさえもこれに関して注意を払わないことに驚かされています。そのため、これはこの研究の中で最も主観的な要素には違いありませんが、私としては妥協を受け入れることはできません。  アタック 楽器の反応性はアタックの速度によって定義されます。柔軟性同様、この要素も慎重に考慮され、調整されるべきです。反応性が高すぎるとリコーダーは繊細で個性的になりすぎますが、アタックが遅すぎると奏者に過剰なエネルギーを要求し、慣性を感じさせます。 オープニング 音色の精度と純度を定義することは、特に70年代と80年代にFred Morganのリコーダーで追求されました。それ以来、よりオープンなリコーダーは、より柔らかい音色を持ち、明るさが少なく、より温かみがあり、二次的な音域は鋭く攻撃的ではないことがわかりました。これは、2000年代以降、Dorothée Oberlinger、 Erik Bosgraafや Maurice Stegerなどの新世代のリコーダー奏者によって示された方向性です。このタイプの調整は、より多くの空気の流れを必要とし、過度にオープンなリコーダーは演奏が難しい場合があります。だからこそ、ここでも妥協が必要です。     トランジェント アタックは音響的には「トランジエント」と呼ばれ、特に特定のオルガンのパイプやルネサンスリコーダーで聞かれます。顕著なトランジエントは、それがもたらす打楽器的でリズミカルな側面によって、確かなダイナミズムを提供します。その一方で、この様なアタックは、バロック音楽、特にヴィヴァルディの協奏曲にしばしば見られる非常に速いフレーズや連続を妨げる可能性があります。だからこそ、私は目立ったアタックをルネサンスリコーダーやフォーク音楽に限定し、より明確な演奏の必要性があるバロック楽器に関しては、より控えめなトランジエントを好みます。    図:   以下に、私が先ほど述べた要素を要約した図を示します。各ポイントの両極端を対比させて、主旨をより明確に示しています。この図は、私がその影響範囲に照らして配置する各パラメータの影響を特徴づけるのに役立ちます。ただし、これは楽器の特徴を可視化するものではないことは、後段よりご確認頂けます。    以下に、各楽器に関してこれまで言及された要素に関して、0から5の評価を与えた図を掲載します。0から5の意味に関しては、少々議論の余地があるかも知れません。特にトランジェントに関しては、5というのは必ずしも最良とは言い切れません。ただし、ここに示す図は、どの様な調整が必要になるかを視覚的に、わかりやすくとらえられるというメリットがあります。この後ご覧頂く通り、この図式によって、楽器間の比較が大いに容易になっています。    オープンまたはフレキシブルなリコーダー:Ernst Meyer、Fred Morgan 1970年代と1980年代に、前述のように、Fred...

Mon programme de Reconstitution d'historiques

歴史的レコーダー復刻プロジェクト

私は自身のリコーダー製作家としてのキャリアの中で、自分が製作したさまざまなモデルに適用した変更を通じて、設計と開発の経験を積むことができました。完成品は、音程の面ではかなり満足のいくものでしたが、見栄えには完全には納得させられませんでした。これらの断続的な変更によって、必然的に一貫性の欠如が生じているように思えました。設計の段階から私の知識をより体系的かつ全体的に適用することで、より扱いやすく、より正確で、より音響的な楽器、言い換えれば、より良い楽器に向かって進むことが可能であるという確信を持つようになりました。  私の経験を活かして、2021年にプロの音楽家が使用する主要なリコーダーのモデルを再設計するという野心的なプロジェクトに取り組むことに決めました。選んだリコーダーは次の通りです:  ファのバロックアルト ガナッシの指使いによるアルトG菅  ヴォイス・フルート 17世紀のソプラノリコーダー 「Van Eyck」 プロジェクトは以下のいくつかのポイントを中心に展開されました: 歴史的な楽器を作業の基盤として再利用する 元のモデルの均一性を評価するために、一連のシミュレーションを実施する 合理的で効率的なプロトタイピング手法を確立する 原作の特徴を最大限に引き継いだ最初の試作品モデルをベースにする 逐次試行によって得られたモデルを最適化する 私は、これまでに楽器職人が市場に楽器を出す前に、これほどまでに慎重なプロトタイピング作業を行ったことはないと断言できると思います。実際、各部品は多くの異なる解釈で展開されており、そのほとんどは相互に組み合わせ可能であるため、特定のモデルに対して組み合わせたバージョンの数は数十に上ります。これはもちろん、プロトタイピングプロセスの完全な合理化によってのみ可能であり、これは本格的な製造の前触れでした。  このプロジェクトを「歴史的レコーダー復刻プロジェクト」と呼び、非常に興味深い楽器がいくつか誕生しました。  バロック・リコーダーに関しては、Michel PiguetのコレクションにあるStanesbyアルトフラットを作業の基礎にしました。これは、伝わっている楽器の中で最もバランスが取れていて均一な楽器だと思います。この楽器は特に短くて快適で、ボアの面でいくつかの革新を示しています。興味深いことに、Michel Piguetに続く多くの著名な楽器製作者には、これらの革新性が比較的目立たなかったようです。この楽器からはもちろんアルトが生まれましたが、特に2種類のヴォイス・フルート(樹脂製とカエデ製)が生まれました。 17世紀のソプラノリコーダーは世は、確固たる真正楽器が限られているため、より個人的な外挿と次のような具体的なスペックを用いました ーわずかに円錐形のレギュラーなボア、かなり広い窓、豊かな音色、そしてもちろんVan Eyckの指使い。  ガナッシは、ウィーン博物館にある参照番号SAM135の歴史的なリコーダーに由来しています。この楽器は有名で、一般的にほとんどの製作者が使用する作業の基盤となっています。製作者の多くは、円形のボアを広がったベルの形状によって再現しました。しかし、フルートの製作は常に単純なわけではなく、実際にはその見栄えにはもっと注意を払うべきものでした。  このプログラムから生まれたリコーダーは、その成果が容易に感じられます。高音がより扱いやすく、低音がより安定し、すべての調での音程が改善され、倍音がより整っているため、音色がより豊かで寛大になっています。   最終的には、より洗練された楽器が完成したのです。

歴史的レコーダー復刻プロジェクト

私は自身のリコーダー製作家としてのキャリアの中で、自分が製作したさまざまなモデルに適用した変更を通じて、設計と開発の経験を積むことができました。完成品は、音程の面ではかなり満足のいくものでしたが、見栄えには完全には納得させられませんでした。これらの断続的な変更によって、必然的に一貫性の欠如が生じているように思えました。設計の段階から私の知識をより体系的かつ全体的に適用することで、より扱いやすく、より正確で、より音響的な楽器、言い換えれば、より良い楽器に向かって進むことが可能であるという確信を持つようになりました。  私の経験を活かして、2021年にプロの音楽家が使用する主要なリコーダーのモデルを再設計するという野心的なプロジェクトに取り組むことに決めました。選んだリコーダーは次の通りです:  ファのバロックアルト ガナッシの指使いによるアルトG菅  ヴォイス・フルート 17世紀のソプラノリコーダー 「Van Eyck」 プロジェクトは以下のいくつかのポイントを中心に展開されました: 歴史的な楽器を作業の基盤として再利用する 元のモデルの均一性を評価するために、一連のシミュレーションを実施する 合理的で効率的なプロトタイピング手法を確立する 原作の特徴を最大限に引き継いだ最初の試作品モデルをベースにする 逐次試行によって得られたモデルを最適化する 私は、これまでに楽器職人が市場に楽器を出す前に、これほどまでに慎重なプロトタイピング作業を行ったことはないと断言できると思います。実際、各部品は多くの異なる解釈で展開されており、そのほとんどは相互に組み合わせ可能であるため、特定のモデルに対して組み合わせたバージョンの数は数十に上ります。これはもちろん、プロトタイピングプロセスの完全な合理化によってのみ可能であり、これは本格的な製造の前触れでした。  このプロジェクトを「歴史的レコーダー復刻プロジェクト」と呼び、非常に興味深い楽器がいくつか誕生しました。  バロック・リコーダーに関しては、Michel PiguetのコレクションにあるStanesbyアルトフラットを作業の基礎にしました。これは、伝わっている楽器の中で最もバランスが取れていて均一な楽器だと思います。この楽器は特に短くて快適で、ボアの面でいくつかの革新を示しています。興味深いことに、Michel Piguetに続く多くの著名な楽器製作者には、これらの革新性が比較的目立たなかったようです。この楽器からはもちろんアルトが生まれましたが、特に2種類のヴォイス・フルート(樹脂製とカエデ製)が生まれました。 17世紀のソプラノリコーダーは世は、確固たる真正楽器が限られているため、より個人的な外挿と次のような具体的なスペックを用いました ーわずかに円錐形のレギュラーなボア、かなり広い窓、豊かな音色、そしてもちろんVan Eyckの指使い。  ガナッシは、ウィーン博物館にある参照番号SAM135の歴史的なリコーダーに由来しています。この楽器は有名で、一般的にほとんどの製作者が使用する作業の基盤となっています。製作者の多くは、円形のボアを広がったベルの形状によって再現しました。しかし、フルートの製作は常に単純なわけではなく、実際にはその見栄えにはもっと注意を払うべきものでした。  このプログラムから生まれたリコーダーは、その成果が容易に感じられます。高音がより扱いやすく、低音がより安定し、すべての調での音程が改善され、倍音がより整っているため、音色がより豊かで寛大になっています。   最終的には、より洗練された楽器が完成したのです。

Des instruments pérennes

長持ちする楽器

工房で製造される楽器の安定性は、私たちが非常に重視している点の一つです。 最初の目標は、作業と休息のフェーズを数ヶ月にわたって分散させることによって、乾燥による内部の緊張の蓄積を避けることです。特に、リコーダー奏者に非常に好まれているブナは、気まぐれであり、時には相当な割合で変形する特性があります。このブナに限らず、他の樹種に関しても、時間だけでは不十分であり、事故を避けるために厳格なプロセスを遵守する必要があります。   リコーダーは息を使って演奏される楽器であるため、凝縮水の吸収や流出による重要な制約を受けることを忘れてはなりません。繰り返しの洗浄は、本来保護されるべき材質を変質させてしまいます。さらに、湿気は楽器の更なる劣化につながる、雑菌の繁殖を引き起こす可能性があります。だからこそ、多くの材質は適切な処理を施す必要があります。当社製品の部品は非常に細かい樹脂で浸透処理されており、その効果、安全性、木材の物理的構造への配慮から選ばれました。このプロセスは、ヴァイオリン製作家による「接着」と呼ばれる工程に近く、フィラーを使用して行われます。ストラディバリウスの音響品質は、この工程に部分的に関連していると考えられており、その重要性が示されています。 楽器は最終的に、他の乾燥油に比べて優れた保護を提供し、特に雑菌の発生に対して効果がある、高級アブラシンオイルに浸されます。  スギの安定性を向上させるためにもいくつか対策が講じられています。まず第一に、工房で特別に採用した工程で熱処理が行われます。この処理により、湿気の存在下で通常見られる膨張を有意に減少させることができます。さらに、乾燥が加速されることにより、凝縮の問題に対しても有利に働きます。最後に、木の成長リング(年輪)は水平に向けられており、私が行った試験はこの対策がノズルの調整を安定させるために効果的であることを示しています。レジン製のリコーダーにスギを選ぶ理由は、優雅な音色、魅力的な視覚的外観、そしてより自然な触り心地を考慮してのものです。 数週間さらに休ませた後、こうして手入れされたリコーダーは、あなたの手の中で楽器としての生活を始めることができます。   

長持ちする楽器

工房で製造される楽器の安定性は、私たちが非常に重視している点の一つです。 最初の目標は、作業と休息のフェーズを数ヶ月にわたって分散させることによって、乾燥による内部の緊張の蓄積を避けることです。特に、リコーダー奏者に非常に好まれているブナは、気まぐれであり、時には相当な割合で変形する特性があります。このブナに限らず、他の樹種に関しても、時間だけでは不十分であり、事故を避けるために厳格なプロセスを遵守する必要があります。   リコーダーは息を使って演奏される楽器であるため、凝縮水の吸収や流出による重要な制約を受けることを忘れてはなりません。繰り返しの洗浄は、本来保護されるべき材質を変質させてしまいます。さらに、湿気は楽器の更なる劣化につながる、雑菌の繁殖を引き起こす可能性があります。だからこそ、多くの材質は適切な処理を施す必要があります。当社製品の部品は非常に細かい樹脂で浸透処理されており、その効果、安全性、木材の物理的構造への配慮から選ばれました。このプロセスは、ヴァイオリン製作家による「接着」と呼ばれる工程に近く、フィラーを使用して行われます。ストラディバリウスの音響品質は、この工程に部分的に関連していると考えられており、その重要性が示されています。 楽器は最終的に、他の乾燥油に比べて優れた保護を提供し、特に雑菌の発生に対して効果がある、高級アブラシンオイルに浸されます。  スギの安定性を向上させるためにもいくつか対策が講じられています。まず第一に、工房で特別に採用した工程で熱処理が行われます。この処理により、湿気の存在下で通常見られる膨張を有意に減少させることができます。さらに、乾燥が加速されることにより、凝縮の問題に対しても有利に働きます。最後に、木の成長リング(年輪)は水平に向けられており、私が行った試験はこの対策がノズルの調整を安定させるために効果的であることを示しています。レジン製のリコーダーにスギを選ぶ理由は、優雅な音色、魅力的な視覚的外観、そしてより自然な触り心地を考慮してのものです。 数週間さらに休ませた後、こうして手入れされたリコーダーは、あなたの手の中で楽器としての生活を始めることができます。   

Méthode pour le Traverso

Doretthe Janssensによるトラヴェルソの演奏方法

「トラヴェルソの新しい演奏方法」   Doretthe Janssensによって編み出されたこの新しい方法は、この楽器の学習の新しいバイブルです。 200ページの音楽がスパイラルブックの便利なフォーマットで収められています。旋律は、最初の音符からアーティキュレーション、トリル、装飾音まで、徐々に難易度が上がるように選ばれています。 トラヴェルソの技術を極めたいすべてのリコーダー奏者が絶対に持っておく一冊です。 "De Fluithoek"による出版 Doretthe、この本を出版してくれてありがとうございます! 

Doretthe Janssensによるトラヴェルソの演奏方法

「トラヴェルソの新しい演奏方法」   Doretthe Janssensによって編み出されたこの新しい方法は、この楽器の学習の新しいバイブルです。 200ページの音楽がスパイラルブックの便利なフォーマットで収められています。旋律は、最初の音符からアーティキュレーション、トリル、装飾音まで、徐々に難易度が上がるように選ばれています。 トラヴェルソの技術を極めたいすべてのリコーダー奏者が絶対に持っておく一冊です。 "De Fluithoek"による出版 Doretthe、この本を出版してくれてありがとうございます! 

Quelques liens

お役立ちになるリンク

Lucie Horche ー新しいリコーダーのトレンド https://luciehorsch.com/   Dorothée Oberlinger ーリコーダーのレベルを芸術的な高みへと引き上げたアーティスト http://www.dorotheeoberlinger.de/     Maurice Steger ー常に華やかなアーティスト http://mauricesteger.com/     , Jean-François Rousson ー遊び心あふれた、ジャズなスタイルのアーティスト。個人的にアルバムを大変気に入っています。 http://jf-rousson.com/     Benoit Sauvé ー最もジャズっぽいフルート奏者 http://www.benoitsauve.net/pages/bs_pagetype_instrimpro.html     ERTA France ー最新情報の情報源 http://www.erta-france.fr/    ...

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Lucie Horche ー新しいリコーダーのトレンド https://luciehorsch.com/   Dorothée Oberlinger ーリコーダーのレベルを芸術的な高みへと引き上げたアーティスト http://www.dorotheeoberlinger.de/     Maurice Steger ー常に華やかなアーティスト http://mauricesteger.com/     , Jean-François Rousson ー遊び心あふれた、ジャズなスタイルのアーティスト。個人的にアルバムを大変気に入っています。 http://jf-rousson.com/     Benoit Sauvé ー最もジャズっぽいフルート奏者 http://www.benoitsauve.net/pages/bs_pagetype_instrimpro.html     ERTA France ー最新情報の情報源 http://www.erta-france.fr/    ...